救助依頼・出動
現場到着・状況確認、周辺電波状況の確認
MATRICE 210出動、上空からの偵察活動
QS4の到着と活動状況をリアルタイム中継
QS4に物資積み込み離陸準備
要救助者の座標情報をQS4に入力、離陸
QS4が着陸し、物資輸送完了
QSが先に帰還後、MATRICE 210も帰還
次の離陸に向けて準備
目視での確認がむずかしい広域の火災では、ドローンの空撮機能がとても役立ちます。ヘリコプターに比べて極めて早く出動することができるため、被災状況をより早く正確に現場に伝えることができます。 また燃え広がっていく様子を確認しながら消火活動ができる為、少しでも被害を軽くすることが可能です。
水難事故では、河川に打ち上げられた遭難者や水深の深いところに水没してしまった人の発見にドローンが役立ちます。ヘリコプターよりも早く出動でき、地上に近いところを飛行するので、遭難者の早期発見に活躍します。 山岳事故においては、日本で発生した雪崩事故でもすでに活躍しています。目視不可の場所を赤外線カメラで確認できるため、遭難者の早期発見に役立ちます。救援物資を積めば、要救助者の発見と同時に救助も可能です。
当協会で所有しているドローンの中には、物資輸送だけでなく、スピーカーを搭載し、上空から音声を流すことが可能な機体もあります。ヘリコプターと比べてプロペラの音が小さいので、避難勧告の音声が聞こえやすくなります。また、即座に出動できるため、広い範囲に避難を呼びかけることも可能です。
迅速に上空からのリアルタイム映像を地上で確認できるため、様々な場面で活用されています。2015年には口永良部島が火山活動を開始した際、噴火状況や被害状況などを確認するために、ドローンが飛行して空撮を行いました。 2016年4月に発生した熊本地震では、現地の被害状況や断層の様子などを確認するために、ドローンが活用されました。2018年1月には、栃木県の山林に立ち入った男性から救助要請があり、栃木県警のドローンが男性を発見するという出来事もありました。このように、ドローンは災害現場の状況確認や、救助活動で大いに役立っております。
人がほとんどいなくなった災害現場で、窃盗などの犯罪が発生することがありますが、ドローンで空撮しながらパトロールをすることで、犯罪抑止効果を期待することができます。
航空写真は通常、セスナ機やヘリコプターを使用して撮影を行いますが、その場合、撮影日や撮影時間の希望が出せない、また、ご依頼者様と現場で確認しながら撮影が出来ないなど、様々な制約がありますが、ドローンを活用した撮影ですと、上空150m以下という制限はありますが、何度でも撮り直しが可能であり、ご依頼者様と一緒にモニターを見ながら、その場で撮影を繰り返し行う事が可能なため、イメージ通りの写真や映像を残すことが可能です。
赤外線カメラによる「瑕疵解析サービス」とは、建物の雨漏りや、太陽光パネルの熱線故障個所の特定など、ドローンを活用し、一次調査を実施いたします。人間の目で見る検査になりますと、検査のために、事前に大掛かりな足場を組む必要がありますが、ドローンを活用する事により、短時間で検査が完了するため、まずはドローンで補修個所の特定を行い、その後、人間が補修を行う事で、無駄のない作業効率を実現できます。